GUM’s blog

自主製作ドラマやバラエティをかつて作っていた人のブログです。映像に関係があるときと、著しく関係がないときがあります。

出来ることとやりたいこと

 

 

電車に乗っている時や、歩いている時。

一人で移動している時ほど、考えごとが捗る時もないでしょう。

 

3月のある日、就活で電車に乗っていると、ふと懐かしい記憶が蘇りました。

 

 

今から3年も前になる話なのですが、ある有名芸能人が僕の地元に講演会でやって来たことがありました。

今や、もはや知らない人はいないくらいの「超人気現代文講師」です。

(ここまで言ってしまえば、もう誰のことか伝わるでしょう)

 

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教習所に9ヶ月間いた俺が、免許取得までの道のりを説明する②

 

お久しぶりです。皆さまご機嫌はいかがでしたでしょうか。

かれこれ、前回の投稿から3ヶ月弱もが過ぎてしまっていました。

なんとこれが今年初投稿になります。今更ながら明けましておめでとうございます。

やはり、ズボラに管理しているとブログは続かないものですね…

今後はスパンをしっかりと決めて、定期的な更新を心がけてゆきたいと思います。

 

さて、前回から教習所での体験談を綴っているのですが、この第二回では、実に仮免試験についてお話ししていこうと思います。

早速見てゆきましょう。

 

②仮免

 

俺が仮免試験を受ける頃には、入校した時にやかましかったあのセミの鳴き声はすっかりと消え失せていた。

 

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教習所に9ヶ月間いた俺が、免許取得までの道のりを説明する①

こんにちは。

 

今回からしばらくは自動車学校の体験談について記していきたいと思います。

 

体験談にしながらも、免許取得までの道のりについて、分かりやすく述べてゆきたいと思いますので、「これから免許を取得する人」「今教習所に通っている人」に参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

それでは、入校から見てゆきましょう!

 

①入校

―2016年7月、某自動車学校に入校。

 

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大作っぽいスタッフロールを作ろう。

人がスタッフロールを作っているとき。それはほぼ全ての編集作業が終了しているときです。

「や~~っと終わった終わった。疲れたもう冬眠以外したくない」

 と、油断している人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

寝ぼけたこと言ってると突き落とすぞ。

 

冗談です。

 

…でも、スタッフロールこそがむしろ編集で最も気合を入れなきゃいけない部分だ、ということを皆さん忘れていませんか?

 

私たちが映画を見に行った時のことを想像して下さい。

私たちがその作品の感想を友人と語り合うタイミング、頭の中で評価をつけるタイミング、それはいつですか?

多くの場合、それは作品を見終えた直後なんです。

 

…となると必然的に、スタッフロールが流れているときというのは、視聴者からの評価が下される正にその直前になります!

スタッフロールの出来栄えが視聴者の印象を極めて大きく動かすといっても過言ではないでしょう。

 

今回は、そんな視聴者を騙せる「大作っぽい」スタッフロールの作り方をお伝えできたらと思います。

 

(一口にスタッフロールといっても、その演出には様々な種類がありますが、今回はスタンダードに黒背景に白文字のスタッフロールの場合で話を進めます)

 

1.スタッフロールの文字は小さければ小さいほど良い

友人が残した言葉ですが、至言です。

 

実はスタッフロールの文字は小さければ小さいほど、作品がカッコよく(無駄に壮大に)見えます。

編集上では「え?こんな小さくて読める?」と思うくらいでも多分丁度良いです。

 

なぜなら、スタッフロールが流れているときは、視聴者には白い文字以外の視覚情報が与えられていないからです。

必然的に視聴者の目線の集中はテロップに行くので多少文字が小さくても滞りなく読んでもらえます。(裏を返すと、誤字があると一瞬でバレます)

 

2.役職<名前のサイズにしよう

 

友人が残した言葉ですが、至言です。

 

無断で実物を貼ることが出来ないので、皆様自身に確認してもらうしかありませんが、

邦画のスタッフロールを見てみると、どれも例に漏れずそうなっています。

(昨年大ヒットした『君の名は。』もその通りです)

 

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ということで実際に作ってみるとこんな感じです。それっぽい。

 

3.最後の役職(監督、制作)は画面中央で止めよう。

友人が残した言葉ですが、至言です。


中央止め

 

これのことですね。

ちなみに地味に中央止めする作業が面倒くさかったりするので頑張りましょう。

 

4.ゴシック体と明朝体

色々スタッフロールを見ましたが、どちらのフォントも使われています。作品の雰囲気、ED曲の雰囲気に合わせればよいのではないでしょうか。個人的にはゴシックをよく使っていました。

(なんとなくアニメはゴシック、実写は明朝の傾向が強い気がします)

 

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創英角ポップ体はやめた方が良さそうです。

 

 

 

以上が凄そうなスタッフロールを作る技術です!いかがだったでしょうか?

 

「こんなことにこだわる前に作品そのものの質を高めろ」と言われてしまったらそれまでなのですが、スタッフロールが視聴者の感情に大きな影響を与えているのも事実です。

皆さんもスタッフロールに少し拘って、自分の作品の最後をちょっとだけ豪華に飾ってみてはいかがでしょうか。

 


スタッフロール完成版

 

 

これを観た人「あ~~終わったんやなあ。100点!」(感涙にむせび泣く)

 

 

 

 

バラエティ番組っぽいテロップを作ろう!

バラエティ番組で私たちがたびたび目にするテロップですが、動画にテロップをつけた経験がある人は、こんな思いをしたことが必ず一度はあるのではないでしょうか。

 

 「なんか思ってたのと違うやんけ…」「何だこれ、だっさ…」

 

そうなんです。実は何も考えずに編集ソフトで文字だけを打ち込んでも、思ったようなテロップって出来ないんです。まして、テレビのバラエティ番組のクオリティのテロップともなると、言わずもがなです。

 

さて今回は、どうすればそんなクオリティの高い(高く見える)テロップを再現できるのか、というお話を少しだけしたいと思います。

 

今回使用するテキスト

今回サンプルでテキストをご用意いたしました。下に書いてある通りです。

 

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「ふざけんじゃねえよ」  

※別に投稿者の気持ちが反映されているわけではないのでご安心ください。

 

さて、早速これをバラエティっぽいテロップに仕立てあげましょう!

ちなみに今回使用しているツールはphotoshopですが、他の動画・画像編集ツールでもほぼ同様のことが出来ると思います。

①テロップの色を変えてみよう。

さて、まずはテロップの色ですが、テロップの内容に合った色にしてみましょう。

今回は「ふざけんじゃねえよ」と言っているので、多分怒っている、キレている場面ですね。皆さんは何色が適していると思いますか?…

 

そう、赤です!赤色に変えてみましょう。

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赤にしました。ですが、これだとまだ味気ないです。もっと手を加えてゆきましょう。

②境界線・枠線をつけよう。

テロップにおける外枠は非常に大切です。テレビ番組なんかを注意してみると分かりますが、枠がないプレーンのテキストってほとんど全く出てこないです。枠をつけてあげましょう。

photoshopの場合は、

「レイヤー」>「レイヤースタイル」>「レイヤー効果」を選択。

その後に「境界線」にチェックをいれます。

ちなみに、バラエティだと文字本体の色+白い外枠 のようにするとオーソドックスな気がします。

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ちょっとそれっぽくなりましたね。

YouTuberの方なんかはよくこの組み合わせでテロップを作っています。

…ですが、ここではさらに加工を加え、バラエティっぽくします。

③グラデーションをかけよう

実はグラデーションが一つ加わるだけでテロップのクオリティは格段にあがります。

photoshopの場合は、

「レイヤー」>「レイヤースタイル」>「レイヤー効果」を選択。

「グラデーション」をチェックしてこのような具合にしましょう。

 

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(つまり、赤からどんどん黒になってゆくようにすればいいです)

おまけで、「光沢 (外側)」もチェックして、黒い枠線も追加しました。すると……

 

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一気にそれっぽくなりましたね!これでひとまず完成です。

テレビではこれに加えてさらなる加工や、アニメーションがつけられているのでどれだけ手間がかかっているのかが分かります。

 

④フォントを変えてみよう

先ほどので一時完成ですが、せっかくなので他のバリエーションも作ってみましょう。

例えば、フォントを変えるとそのテロップが視聴者に与える印象は大きく変わります。

 

 

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※ちなみにこれは「キルゴシック」という、キルミーベイベーをイメージしたフリー フォントです。いいフォントなのでみんな使ってほしい。

 

このフォントだとコメディ色が先ほどより強くなりますね。他にも

 

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これだとブチ切れてるというより、憎悪の感情がゾワゾワ浮き出ている印象を受けますね。こんなように、フォントを変えるだけでもテロップのバリエーションは無限に増えてゆきます。(フォントに限らず、枠線を変えたり色を変えたりするのも勿論良い)

 

 

 

いかがだったでしょうか。このように、意外とテロップづくりは奥深いクッソ面倒くさいものなのです!

ですが、それと同時にテロップは動画のクオリティを大幅に高めてくれるものでもあります。良かったら皆さんもテロップを研究してみると何か発見があるかも知れません。

 

おわり